理解しておきたい足場組立作業時の危険とは?
足場組立作業を行っている大東建総です。
常日頃から安全確認を怠らず、日々の作業に取り組んでいます。
慣れた作業員であっても、気の緩みなどもあって事故を起こしてしまう可能性があります。
ここでは足場組立作業で、どんな事故やリスクがあるのかご紹介しましょう。
・使用するロープやベルトが切れて高所から落下してしまうリスク
使用するロープやベルトの安全確認を怠ってしまうと、老朽化したロープやベルトが切れて作業員が落下したり、あるいは手持ちの工具を落としてしまうことがあります。
作業員自身に問題がなくても、何かハンマーを落として通行人などに被害を与えてしまえば、大きな問題になります。
もちろん作業時にはカラーコーンなどを設置して歩行者が近くを歩かないようにしていますが、弾みでちょっと遠くまで工具が飛んでしまうかもしれません。
そういったことがないように必ず作業前にロープやベルトの強度を確かめています。
・不良部材を使用することによるリスク
足場組立に使用する支柱やブラケットは撤去後、また次の現場で使うことも多いです。
そのため、知らず知らずのうちにそういった資材が破損していたり、老朽化していることがあります。
もしそういったことに気づかず、再び次の現場で使用してしまうと、ぐらつきが生まれたり、接続部位が外れてしまうことが予想されます。
こうなると、作業員自身の身の危険をもたらすことになるので大変危険です。
必ず作業前には部材チェックを行っています。